kimura/monon

石川県出身。兵庫県在住。

土木系の高等専門学校を卒業後、インフラ企業に務める傍ら

自身のブランド「monon」をデザイン、ディレクションしている。


ブランド設立に至った経緯は「毎日のつまらなさ」からの脱却である。

安定志向で敷かれたレールの上で生きてきた自分自身への自己嫌悪からの脱却が

いまの彼を突き動かす原動力となっている。

自分自身の価値と人生を、自分自身の力で作っていく

そんな思いをもってブランドを運営している。

彼が手がけるデザインは全て「だるそう」な顔をしている。

これは自分のこれまでの行動に対する軽蔑や呆れとった感情を

ストリートの壁に「落書きする」グラフィティの文化を掛け合わせて

世に発信していくことをコンセプトとしているためである。


また彼は現在アパレルという形で発信を行なっているが

アパレルもまた一つの手段でしかないことも特徴的である。

元々はTikTokを通じてデザインを発信していたことで火がつき

アパレル設立希望の声を多くもらったことで、服に今は落とし込んでいるだけである。

彼は自分のデザインを通して

かつての自分自身のように何かにチャレンジできない人

自分に軽蔑や呆れを抱く人の背中を押していくことを目的としている。

そしてそれをアパレル以外の形でも世の中に発信していく。

そんな未来を描いている。